江戸時代、薩摩藩内では領内を113の区画に割り、それぞれに地頭仮屋を設け、その周辺に「麓(ふもと)」と呼ばれる武士集落をつくりました。旧蒲生町はこの薩摩藩独自の外城制度、薩摩古流の兵法に基づく、美しく、機能的な町割を残す県内でも数少ない地域です。 武士集落としての蒲生郷の麓は、二つの川に狭まれた地理的特徴を利用し、川を外堀として活用した町割がなされていました。麓の集落内には、計画的な町割が行われた道(西馬場、辻馬場など)が往時のまま残されており、屋敷には石垣や生垣としてイヌマキ(常緑の高木)を用いた武家門を配しています。
※民地のため敷地へは入れません。
蒲生エリア
更新日2011.07.31
にほんいさん かもうふもと ぶけやしきどおり
日本遺産 蒲生麓 武家屋敷通り
住所 | 〒899-5302 姶良市蒲生町上久徳2308-1 |
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電話 | 0995-66-3111 |
営業期間 | 通年 |
交通アクセス | 蒲生総合支所より徒歩5~15分 |
駐車場 | 20台(内バス8台)蒲生観光交流センター駐車場 |